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敷地内工事

きっかけは父親の姿。
いつかその背中に追いつき、
追い越すために、突き進む。

山本 翔冴 30歳社歴:12年目

2017/03/30

父親がガス作業に従事していることから、高校卒業と同時にガス業界の門を叩いた山本さん。父親の仲間の皆さんからも暖かく迎えられ、今や経験11年で、自身の後輩も3人おり、指導役を買って出ている。目指す目標は、もちろん父親の山本剛さん。経験34年の山本剛さんは、仕事が早く、ガスの専門知識以外に、他工事業界の知識にも精通しており、その知識・技能・ノウハウを一人でも多くの仲間に、少しでも早く伝承しようとする姿勢と、常に道工具を整理して車載材料を確認し、業務を体全体で受け止めようとするその姿勢には、仲間も一目置いている。

今日の作業は、側溝カットだ。現場到着までに施工内容の概要は把握しているが、現場の環境に一つとして同じものは無い。現場到着と同時に、施工現場の状況把握に努め、施工より先に、近隣の皆さんに迷惑を掛けることが無いように意識して工事PRを行う。埋設されているガス管を調査・特定し、掘削してガス管が調査位置通り確認できたときには、作業を止めること無く進めることができるので、ほっとするという。ガス管切断に際しては、保安・品質・スピードを常に意識し、仲間とのコミュニケーションを絶やすこと無く、ベストの施工を心掛けている。施工の最終確認し、近隣の皆さんに完了のあいさつを済ませる。「ヨシ!」と自分に一声かけ、次の現場に向かう後ろ姿には、たくましさを感じる。

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山本さんの夢は?という質問には、少しはにかみながら、「尊敬する先輩の皆さんと同様に、皆から頼られる作業長になることです!」との頼もしい返事があった。

一方、プライベートも充実している。趣味のバイクで、ホンダのCBR600を駆る山本さんは、6人のツーリング仲間とともに、日帰り温泉や地元名産の昼食場所を入れたルートの計画立案に余念が無く、前回ツーリングや、次回のツーリング計画を酒の肴に、仲間と酒を酌み交わすことが一番の幸せだと、照れながら話してくれた。

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